経費を計上するには領収書やレシートの保管を

フリーランスは源泉徴収をされないため、確定申告をして税金を納めます。確定申告は、収入から経費や各種控除を引いた所得に課税される仕組みになっています。エンジニアやプログラマーは仕事でパソコンが必要ですが、パソコンを購入した費用は経費です。つまり、経費は収入を得るために費やしたお金のことを指します。

では、経費にはどのようなものがあるかというと、まず家賃です。フリーランスが自宅をオフィスにしている場合は、その分を経費として計上できます。また、レンタルオフィスを利用している場合もこの利用料は経費になります。ただし、自宅をオフィスにしている場合は、家事按分をして私的と業務との仕分けをしなければいけません。

仕事をしていると飲食しますし、電気も使います。この水道光熱費も経費に該当しますが、家賃と同じように使用時間に応じて家事按分しなくてはいけません。このほか、業務に必要な書籍の購入や固定電話、携帯電話、インターネットの使用料など、仕事で利用する通信費も経費にできます。仕事に必要なものを購入し、金融機関へ振り込みすると手数料がかかりますが、この手数料も経費に含められます。

このように、経費に計上できるものは数多くあります。経費をしっかりと計上して、税の負担を軽くしましょう。収入から経費と控除を引いたものに税がかかるので、経費が増えると税額は小さくなります。領収書やレシートは必ずもらってなくさないよう保管し、確定申告に備えましょう。